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ChatGPTを使った英単語暗記法を模索している

最近ChatGPTと一緒に何かを学ぶことを試しています。

その中でも、英単語の暗記に関して、 結構面白い使い方ができるなと思ったので、紹介します。

英単語の覚え方

経験則にはなりますが、英単語を覚えるとき、 下記2つの視点をもつことが有用と自分は思っています。

  • 1 反復記憶
    • 英単語を繰り返し暗記する
    • 忘れている英単語ほど何度も繰り返せるとよい
  • 2 エピソード記憶
    • 英単語にイメージを植え付けて覚える
    • 今の生活で使っているイメージから覚えたり、ほかの単語から関連させて覚えるなど

1の反復記憶に関しては、単語カードと同じ要領で、 知らない単語にマークを付けて、それを集中的に覚える ということをひたすら繰り返せばよさそうです。

それに関して、ChatGPTをうまく使う方法が思い浮かばなかったので、Quizletなどの既存サービスを使うのがよいかと思います。

非英語圏でエピソード記憶をどうするか

2のエピソード記憶をどうするかを考えます。

英語圏で生活できていれば、普通に生活しているだけで英単語を使う機会が多いので イメージやエピソードが頭に残ると思いますが、 残念ながら私の身の回りでは英語を使う機会はあまり多くありません。

英語圏ではない場所で、エピソード記憶をするにはどうすればよいかを考えます。

今までの経験上、下記3パターンの時、エピソード記憶で英単語を覚えやすかった気がします。

  • 2-1 同じ語源を持つ単語との関連性を見つけた時
    • 例えばpresumeはassume(仮定する)と似ていますが、preがついているので という意味があると推察でき、assumeよりも前の単語というイメージを作れば、 推定 という意味を覚えることができます
    • presumeの意味を忘れたとしても、assumeと似ているというところから暗記することができます
  • 2-2 生活していたら、偶然その単語を使用した文章や経験があった時
    • 街中で偶然見かけた英文に、覚えようと思っていた単語が入っていた時などです
    • 例えばenzyme(酵素)は、薬局にあるコエンザイムQ10という商品から暗記することができます
  • 2-3 自分で英文を作らないといけないとき、その単語を使用する機会があった時
    • 英語圏で外国人と話していると、頭の中で英文を生成する過程で、イメージが植え付けられます

このうち、2-3 の英文生成に関しては、自分の経験上、継続が難しいと思っています。 なぜなら、英文を必要としない非英語圏で、英文を生成する習慣をつけるのは(例えば英文日記など)経験上続かなかったからです。

ほんとは、英単語を覚えるとき、2-3の方法で英文を10個ぐらい自分で考えれば、暗記に有用だとは思います。(しかし継続が難しい)

そこで、今回は2-1と2-2に関して、ChatGPTによる解決を試みます。

語源をChatGPTに聞く

自分は英単語が覚えられないとき、語源を調べて語源から暗記を試みます。 これがChatGPTで効率化できそうな気がします。

{覚えたい英単語}の語源と同じ語源を持つ単語の解説 という風に聞いてみます。

1

これで、presumeはconsumeと同じ語源を持つことがわかり、consumeはかなりなじみの深い単語なので 関係性を覚えることができると思います。

英文記事を生成してもらう

2-2の覚えたい英単語が含まれた文章を読む に関しては、なかなかその時覚えたい単語を含む文章にピンポイントに巡り合える機会は少ないと思います。

そこでChatGPTに英語記事を生成してもらって、それを読むことにします。

{覚えたい英単語}を含む英文記事を生成 その他の単語は簡単なものを使用 という風に聞いてみます。

この時重要なのは、覚えたい英単語以外を簡単な単語にすることです。でなければ覚えたい英単語以外にさらにわからない単語が増えて本来の目的を見失います。

2

これを読めば、英文を読む練習になるし、覚えたい英単語へのイメージがつきやすい可能性があります。

おわりに

自分もまだChatGPTを使って英単語を覚える方法を始めたばかりなので模索状態です。 別のいい方法を見つけたらまた共有します。